スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--年--月--日 | スポンサー広告

度を越さない



100円ショップで見つけた「リストウエイト」。手首に巻きつけると250グラム。これを両腕に巻いて生活をすると知らぬうちに二の腕がすっきりするとかしないとか。さっそく買って帰って装着し、夫の前でポーズを取ってみたら「わあ。強そう」と褒めてくれたので妻は喜んでひがな一日それを巻いたまま過ごして調子に乗って就寝時も外さないでいたら案の定「張り付けの刑」に処された夢を見てうなされた。



スポンサーサイト
2007年07月27日 | 日記

わからない



なんとなく思い立ってホームセンターに水性の「ステイン」を買いに行き、部屋にある小さな白木の棚を塗る夏の午後。
なんとなく色を選んでなんとなく塗り始めちゃったものだから重ね塗りする頃にはもうすっかり飽きている。布でステインを馴染ませながらすでに筋肉痛。あっという間に乾いて夜には元の位置。棚はわりあい良い具合。



しかし仕事から帰ってきた夫は笑顔でトマトなんか食べて色の違う棚にまったく気付かない。業を煮やした妻が居住まいを正して一言だけ「…間違い探し」と呟くと夫ははっとして真正面にいる妻をかなりの時間凝視。首を傾げた拍子に棚が目に入って満足げに「これだー!」と言ったが、さきほど穴があくほど見た妻の髪の毛は、昨日の時点で既に美容院に行ってとっても短くしてもらっているのはご存知か。ご存知じゃないか。






2007年07月26日 | 日記

こしらえない



友人から「どこがかわいいのかわからない」ともっぱら評判の、妻の愛する「鼻さん」の指人形。もう売っていないので壊れたり紛失したりすると困ったことに。そんなことになる前にと粘土でもって「鼻さん」を作ってみたりしたけれど、どう見ても鼻さんには程遠いただのいびつな丸。そういえば中学校の美術の成績は「2」だった。不器用だった。おまけにセンスもない。そこで妻は手持ちの「鼻さん」を複製することにしたのだった。



得意の検索でいろいろと調べていると、なにかのキャラクターの女の子のフィギュアを作っている方のサイトがいっぱい出てきた。未知への扉。それにしても世の中には器用なひとがたくさんいる。そこで学んだところによると、こういう時は「ポリエステル・パテ」というものを使うのだそうだった。なるほど。妻はさっそく買いに行く。
「街の小さな模型屋さん」といったかんじのお店のドアをキーと開け、中に居た「趣味:ホビー」という風情のおじさんに「あの、ポテ…パテ、ありますか」ともごもご尋ねるとおじさんはうんと頷き「ポリパテなら『タミヤ』と『モリモリ』があるけどどっちが良いかな?」と言った。モ…。それはなに…。冷汗びっしょりで聞いたことのある「タミヤ」を選択し(「モリモリ」は商品名だった)、勇敢な買い物は終わった。あとは作るだけ。



「おゆまる」で鼻さんの型を取る。「おゆまる」とはお湯に入れると柔らかくなる樹脂で、大きなおもちゃ屋さんには売っているらしいのだけれど行く店行く店「ん?」と首を傾げられるばかりなのでおとなしくインターネットで購入。



柔らかくなった「おゆまる」で、鼻さんをべろりと包む。そのあと水に浸けると元の硬さに戻るしくみ。きらきらのラメの中に包まれた鼻さんは「くず餅」みたいでややシュール。



パカ。
ちゃんと型になっている。すごい。本格的な複製を作るのには「おゆまる」は不向きだそうなのだけれども、妻なんかには上等なのだった。
ここに買ってきた「ポリエステル・パテ」をねりねりと練って入れ、型を合わせてやきもきと約2時間。



パコ。
注意深く型を外すと妻の目に立体的な鼻さんの後頭部あらわる。刻まれた文字までくっきり複製されている。素晴らしい。妻はもう小躍り。勢いづいてご機嫌で残りの型を外す。



イヤー!鼻ー!!と叫ばずにはおれない。鼻さんの存在意義である鼻の先端に気泡が入ってこの始末。他の専門的な道具をなにも持たない妻は青ざめながら適当に「つまようじ」で鼻にパテを詰めて形成。



それでも立派に形になることに妻は感激。すっかり楽しくなってしまってそれから石の粉の粘土や木の粉の粘土をどんどん型に詰め、繊細な鼻を折りまくり、さこさこと紙やすりで削ってなめらかにしたあと白のスプレーをシューとふりかけるという作業をばかみたいに延々2ヶ月もやっていた。



そして乾かすためにサーンと挿した鼻さんを見た夫にとうとう「…この前衛的な『厄除け』のオブジェみたいなのはなんだい」と言われてしまったのだった。



2007年07月24日 | 日記

降ってない



仕事がとりあえずひと段落ついたらしい夫がぬけがら。
せっかくのお休みなのにいつもの癖で午前6時に起きてぼうぜんとしたりしている。お昼過ぎにふと見るとソファで眠りこけていたので夫の大切なおなかを守るべくそっと毛布を。すると夫は突然ばっちりと目を開いて妻を見、「あいにくの空模様です」と言った。窓の外は晴れている。寝ぼけている。にっこり笑って「晴れてます」と返事をすると夫はなぜか「本当だもん」とぶんぶんに怒って「アマゾン行って来る!」と言ってまた寝た。
行ってらっしゃい。





2007年07月21日 | 日記

起きない



夏の午前7時。
ほかほかの布団に包まれながらもそれでも起きるのが億劫な妻が我慢大会のようにそのまま寝ていると、先に目覚めた夫がやってきて「朝だよ。コーヒーのみたいよ」と言った。しかし妻は眉間にしわを寄せて「暑い」と呟いて高慢にもこれを拒否。すると夫は隣の部屋から「うちわ」を持ってきて妻のあつあつの身体を裏返し、「では『あら熱』を取ります」と言ってばさばさと妻を扇いだ。妻は料理番組の「酢めし」的に扇がれ続け、ほどよく冷えたのちに起きてコーヒーをいれた。



2007年07月19日 | 日記

あきらめない



夫が仕事から帰ってきてビールを1缶のんだら午前2時。
それから床に座って「ふくらはぎを揉んでくれるマッサージ機」に脚をのせる頃にはもう半目。できることなら。早く寝室でゆっくりと眠ったほうが翌日のためにも良いのだけれど、「寝ちゃったら一瞬で朝になってまた仕事」というあんまりな一日になってしまう。そうはさせまいと全力で「余暇」を作り出そうとしているのだった。しかし眠気に勝てるはずもなく、夫は半目でゆらりゆらりと揺れたあと妻の視線に気が付いてはっと顔を上げてエヘと笑い、「寝てないよ!」と言って5秒ほどテレビを睨んでいたがあっさり撃沈。妻は、目をむいたままゆっくりと後ろにのけぞって倒れていくひとを初めて見た。




2007年07月16日 | 日記

はまらない



「たびたび日記に登場するあの変なパンダはなんだ」というメールをたくさんいただく。
あれは「約三十の嘘」という映画に出てくる「ゴンゾウ」という名前で、映画公開時にグッズとして売られていたパンダ。
この映画がDVDになった時に「ゴンゾウ」の存在を初めて知った妻は完全に出遅れ、発売元に問い合わせてみても「もうないよ」のつれないお返事。なぜか諦めきれずに半年間探し回ったあげく、心優しい方に半ば無茶苦茶を言って譲っていただいたものなのだ。




このゴンゾウさん実は着ぐるみ。
説明書には「リカちゃんサイズのお人形に着せるとよろしい」と書いてあったけれど残念ながら妻はリカちゃんを持たない。しかも遠い記憶の中のリカちゃんはあまり手足が曲がらない。どうしてもゴンゾウさんにおかしなポーズを取って欲しかった妻は例によって検索を。しかし「関節が自由に曲がる人形」の呼称がどうしてもわからず、苦し紛れに「ポーズ人形」と打ち込んだら昔テレビの上に飾ってあったような、ガラスケースに入れられた華やかなドレスの人形がいっぱい出てきた。そうか。あれは「ポーズ人形」というんだね。ひとつ知識を得たけれど結局わからない。



「こんな時は実際におもちゃ屋さんに行くと良いよ」という頼もしい夫の助言に従ってふたりでおもちゃ屋。実は夫もノリノリだ。
そしておもちゃ屋のワゴンに投げ売られているリトルなマーメイドさんを発見。魚。500円。箱を手にとってじっと見る。人魚の服の下もさんかくになっていませんようにとホラーな気持ちで祈りながら帰宅。そうして人魚はパンダになったのだった。まさかマーメイドさんも人間になるやいなやパンダ着せられるとは思ってなかったと思う。



それからの妻は愉快な写真が撮りたい一心で小道具探しに奔走。ゴンゾウさんに合う机や椅子を買い求めてお人形さんごっこ。しかも夫も止めないものだから我が家は踏んだら痛そうなこまこまとしたミニチュアでいっぱい。もういい大人なのに迷走中。












2007年07月12日 | 日記

気付かない



買い物に出かけるために夫と一緒にマンションのエレベーターに乗り込んでポチポチと閉ボタン。それからふたりしてエレベーター内についている大きな鏡の前で頭の悪そうなポーズを決めてみたり、前髪を直したり、タイル状になっている床でツイスター(右足を赤に)をやってみたり、他愛のない会話(おなかすいた)を繰り広げてみたりなどの、おおよそひとがエレベーターの中でやるであろうすべての事をやり終えた後、夫がおもむろに「ところでいつになったら1階につくのかな?」と言ったのでパネルの表示を見てみたらひとっつも動いてなかった。1階のボタンを押すのを忘れていたのだった。


2007年07月11日 | 日記

望まない



誕生日だった。
2週間ほど前に友人が「なにか欲しいものはあるかな」と電話をくれた際、妻はしばらく考えたのちに前から気になっていた牛を思い出し「あっ。欲しい牛が」と答えると友人は「うし…」と首を傾げながらも当日手作りケーキと別の素敵なプレゼントと共に、ちゃんと「おまけ」の牛も用意してくれた。どうもありがとう。
付き合って19年にもなる友人との間には「互いの誕生日はお望みのものを全力で探してきて祝う」という極めてかぐや姫的なルールがあるのだ。「年に一度の誕生日に牛てなんなの」と絶句する友人だったけれど、彼女も去年の誕生日に欲しがったのは「ヌーブラ」だった。そんなの妻だって絶句した。どっこいどっこいだ。


2007年07月09日 | 日記

探さない



妻が四国に出かける前にシャワーを浴びた際、使いきってしまったシャンプー。容器を洗って脱衣所に詰め替え用の新しいシャンプーをどんと置いたところまでは良かった。しかし「容器に詰め替える」というかんじんのところをうっかり忘れて四国へ出発。
残された夫はかわいそうにお風呂場でからっぽのシャンプーの容器を見て愕然。手の届く範囲に詰め替え用が鎮座しているのにも関わらず、仕方無しに身体を洗うせっけん(マンゴーのにおいがする)でさっぱりと髪を洗ってごわんごわんになっていた。ああ。夫のキューティクルが。



2007年07月02日 | 日記

四国旅日記(月刊婆)



毎月恒例。四国にひとり住む祖母の様子を見に母と。
今回は手続き的な用事が多いので母は「ひとりで行ってくるよ」と言っていたのだけれど、祖母の熱烈なラブコールにより妻も参戦。祖母は「妻」よりも「車に乗った妻」が好きなのだ。どこへでも行くからだ。



今月も祖母は絶好調。
お隣の家にお土産を持ってあいさつに行くと、お隣の奥さんが「ヨシ子さん(祖母の名前)昨日庭の枇杷の木に登っておったぜ」と教えてくれたのでびっくり仰天。木登りをする85歳のヨシ子さん。やめて。ばあちゃん落っこちたらどうするの。
しかし祖母は一向に悪びれない様子で「枇杷の木は強くて折れんのぜ」と今はどうでも良い知識を披露。それにしたって枇杷の実をとるなら脚立を使うとか。孫である妻が帰ってくるのを待つとか。あるじゃない。そう言うと祖母は両手を挙げて「そんなせせかましい(面倒くさい)」と妻の提案を一蹴。



お医者にも行く。
老人だらけの町のお医者の待合室でじぶんのことは棚に上げ「なんぜ。年寄りばっかじゃのう」と鼻白んだ挙句、診察室に入るなり先生に「ちょっと用事があるけん、あと5年生きんといけんのでお薬ください」と言った。そんなこと言われたってお医者だって困る。
帰る道すがら、いったいどんな用事があるのかと聞いてみると5年後に毎月掛けている保険のなんとかが満期になるのだそうだった。満期…。そう…。あんまり素敵っぽい用事でもないけれど、人生にはりがあるのは良いことだと思う。

台所には「シヲ」と書かれた調味料入れ。シヲ。入っているものはなんとなく砂糖に見えなくもなかった。




ばあちゃんドライブに行こう。
「…ドライブって何処にあるんじゃ?」と言う祖母を問答無用で助手席に乗せてドライブ。涼しげな渓谷まで行ってみるもやっぱり暑い。炎天下の中、「わあー」という声に振り返ったら小さな公園の脇にある水のみ場の蛇口を盛大に捻った祖母が上向きにピューと勢いよく出た身の丈3倍ほどの水を手で押さえて慌てていた。祖母は相変わらずだった。



ひとしきり遊んだあと、妻と母はもう帰る。全力で遊ぶと祖母もあまり心残りはないらしく、「また来てな」と笑顔で送り出してくれた。「わしはこわいけん、もう寝る」とも言っていた。なにが怖いんだろうかと思って母に聞いたら「こわい」は「疲れた」という意味なのだそうだった。方言をまたひとつ覚えて四国おわり。



2007年07月01日 |
 | HOME | 

ツイッター

プロフィール

カレンダー

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンタ

メールフォーム

検索フォーム

-AD-

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。