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恥らわない



実家に遊びにきてくれた父方の祖母に、夫と一緒に会いにいく。
奈良に住んでいる父方の祖母は今年でなんと93歳。ご長寿さん。それでも耳はよく聞こえて話もしっかりしている。さすがに足腰はヨイヨイだけれども、毎日近くの小さな畑まで歩いて行ってパッパと種をまいたりしているというスーパーばあちゃん。四国の祖母とはずいぶんとタイプが違う。妻にはいろんな祖母がいる。
伯父一家とにぎやかに暮らしているので安心してあまり奈良まで会いに行ったりしないけれど妻はこの祖母が大好きなのだった。はやる気持ちをおさえつつ実家に車を停めると祖母と伯父一家はもう到着している様子。いよいよ感動の対面。すごい笑顔でどかどかどかと家に入って居間のドアをバーンと開けて「ばあちゃんひさしぶり!」と駆け寄ると祖母は驚いた顔で妻を見るなり「よう肥えたなあ!(ずいぶんお太りになられましたね!)」と言ったので妻は「イーヤー!」とまんまるの顔を両手で隠したのだった。



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2007年05月30日 | 日記

遊ばない



遠方より友来る。

家長である夫タカマルに「東京の友人が2泊3日でうちに来るけれどよろしいか」とお伺いを立てたところ、夫は思案顔でしばらく黙ったあと「…どの手品を披露しようかな!」と言ったのでちょっとびっくりした。てじな…。開口一番発する言葉はそれなのか。
そんなわけで友人は、京都でお目当ての展覧会を観て、炎天下にやられてヨレヨレになって我が家にやってきた。友人には妻の自室に据えている小さなベッドでお休みいただきます。名付けて「民宿四畳半」。

07052812

奇しくも夫が東京出張で居なかったのでふたりで思うさま夜更かししてしまい、次の日起きたら午前11時も半だった。寝すぎた。せっかくの関西。どこに案内すれば楽しんでいただけるかしら。遅い朝食をとりながらいろいろと話し込んでいると唐突に友人が「香川のうどん…」とぽつりと呟き、呟いた瞬間に場は唐突に盛り上がって我々は唐突に明石海峡大橋を渡る。出発時刻は午後1時。相変わらずの無計画。



昨日はかんかんに晴れていたのに本日は大雨。そういえば妻はつい一昨日も四国に居たのだった。
鳴門海峡大橋を渡りつつ「渦潮は見えますかっ」と尋ねると友人は助手席の窓に貼り付いて「あのう。渦どころか何も見えません」という霧の濃い残念なドライビング。
しかし念願のうどん店「山田家」の門構えを見た途端友人のテンションは最高潮に。



雨の庭園を眺めながら静かな座敷で食べる冷たいうどんはそれはそれはおいしかった。あっさりたいらげた後に鼻息も荒く「ではこれから軽く2、3軒うどん屋さんを流しますか!」と言うと「山田家でうどんを食べる」という本懐を遂げた友人はすっかり満足してしまい「もう入らないよ」と言うのだった。うどんを1杯食べるために海を越える。なんたる贅沢。



それでも徳島県に戻って寄り道。四国八十八箇所巡礼の一番札所、霊山寺。
平日の夕方だったので誰もおらず。しかも寺の敷地内はところどころに金色でいろいろと妙だった。池の水が青に着色されている。理由はまったくわからない。



そしていたる所にお遍路装束をまとったマネキン。靴はなぜだかハイヒール。子どものマネキンも満面の笑みで立っていた。夜中にふいに見ると、とっても怖いと思う。



あとへんなパンダ。
お参りをしたあと「いろいろとすごいね」と言い合って四国おわり。

それから夜中に仕事から帰ってきた夫が華麗に披露する手品を(半ば強制的に)見てやんややんやしてから就寝。やっぱり眠るのは午前4時。



休日出勤のかわいそうな夫を見送ったのち、二度寝して起きたらお昼だった3日目。今日はどこにも行かずに家でのんびりすることに。
友人がやってきた初日の夜なんかはイタリアンのお店でワイングラスチーン(乾杯)などとやっていたのに、最終日ともなるとふたりとも寝起きでパジャマでぼさぼさのままこしらえたごはんを食べたり「すいか」を齧ったりDVDを観たりと非常に野蛮。妻なんか洗濯機まで回した。でも気を張らずに過ごすことのできる友人と居れるのは幸せなことだ。



最後の晩餐は明石まで行って「玉子焼き」。
しかし友人の乗る帰りのバスの時刻迫る。あんなに時間があったのに。寝間着でお茶なんかすすっていたせいで時間に追われて呑むように玉子焼きを食べた友人は、ちぎれそうに重いお土産ものの「うどん」を抱えて駆け足で帰っていったのだった。また遊びに来てくれると良い。



2007年05月29日 | 日記

四国旅日記(おばあさんと妻)



恒例の、四国に住む祖母の様子を見に母と。
瀬戸大橋を渡って車でぶんぶんと5時間。近所の空き地に車を停め、荷物を抱えて歩きながらなんとなく祖母の家に目をやると、真っ暗な庭で祖母がボーと突っ立っていたのでびっくり仰天。訳を聞くと「昼寝して起きたら夜になっとったけん、途方に暮れておった」のだそうだった。相変わらずとんでもない途方の暮れ方をする祖母だ。



晩ごはんは祖母が我々のためにコンビニで買ってきてくれていた大量の「のり巻き」。
賑やかな食卓に祖母はすっかり楽しくなって「3ヶ月に1回ぐらいでいいからまた遊びに来てくれんかのう」と言った。ばあちゃん。妻は3月にも来ているよ。そして母なんかは先月も来ているよ。と驚くと祖母は大げさに首を振って両手を挙げ「うっそだあ」と言った。本当だあ。



チチヤス低糖ヨーグルトの朝。
祖母の家にはまたテレビが増えていた。ひとりで無意味に5台ものテレビを所有する老婆。そうよね。時代は地上デジタル放送だものね。祖母がわからないのを良いことになんでもかんでも売りつける町の電器店のおやじから買った、およそ良心的とは言えない価格の液晶テレビは見たことも聞いたこともないようなメーカー。おのれおやじ。



とても良いお天気なので押入れにある布団をせっせと出して天日干し。夕方にはふかふかになっていると良い。
それを見ていた祖母が小さなきんちゃくを持ってきて妻にじゃらじゃらと振って見せ「ユキちゃんお駄賃やるぜ」と言った。妻、満面の笑みで手を出す。



これはいったい何円か。
寛永通宝もあれば1000円玉まである。明らかに収集している。これ集めてるんじゃないのばあちゃん。そう言うと祖母はウフフと笑って「知らん」と言った。そうか。知らないか。
ありがたくいただく。



お礼に妻も財布の中にあった「湯上り風野口さん」を祖母にあげる。祖母は「ほほう。野口先生」と唸ってポケットにしまった。それから随分と経った次の日の夜あたりに突然「あ!」と叫び、「あれは千円札か!」と言ったのだった。遅すぎる。



祖母と妻の会話。

婆「ユキちゃん、店に行きたいんじゃが車出してもらえんじゃろか」
妻「いいよ。どこのお店ですか」
婆「あの、鉄道の向こうの、あの店」
妻「ああ。ローソン」
婆「そう。ローション」
妻「ちがうよ」
婆「ローション」
妻「ロー…」
婆「ション」

なぜだか祖母が店の名をがんとして譲らないので妻と祖母は連れ立ってローションに「油あげ」を買いに行った。
しかもここのローションはオレンジ色。



ドライブにも行く。
道の駅で果物やお弁当を買って近場のダムまで行き、木陰に腰掛けてむにむにと食べる。うぐいすが鳴いて、風は爽やかに、しまいに気の早い蝉まで鳴き出して五月晴れを満喫。祖母も上機嫌。



祖母の家に戻ると猫が待っていた。猫はマッサージチェアに横になった祖母のそばにぴったりと寄り添って一緒に眠る。いいな。妻もあんなのが欲しいな。と呟くとそれを聞いていた母が「タカマル君がいるじゃない」と言った。居るけども。夫はたんすの上にたーんとジャンプして前足で写真立てをひとつづつ落として遊んだり妻の足許をぐるぐる回ったりしないのだ。



翌日はもう帰る。
ばあちゃんまた来るよ。写真も送るからねと言うと祖母は喜び、「もう拝んでおくわい」と言って拝まれた。仏の気分になって四国終わり。































2007年05月24日 |

ためない



友人がふたり我が家にやってきたのでカレーでお出迎え。
なかなか時間が合わず、実に久々の再会ゆえにそれぞれの近況や行った旅の話でおおいに盛り上がって最終的にはたまりにたまった土産物の大交換会が始まる。
「3月の金沢」「5月の東京」「連休の広島・尾道」などの素敵な品々をもらい、妻も先月丹後半島をくるりと一周してきた際のお土産をふたりに手渡すとテーブルの上はなんだかもう「若干的の外れた物産展」か「全国うまいもの市」みたいな風情になってしまった。


2007年05月18日 | 日記

確かめない



妻が結婚前から持っている「うさこ」の目覚まし時計は、予定された時刻になるとけたたましい鳥のさえずりと共に「朝ですよー。良い子はひとりで起きられるんですって!」と言い、止めたら止めたで誇らしげに「ねっ?起きられたでしょ」という非常に腹立たしいもの言いで起こしてくれる迷惑なしろもの。
電池がなくなりかけると低い声になったりしておっかないのだけれども、本日は元気が良すぎてアラームを止めた瞬間に「ねっ?ねっ?ねっ?ねっ?ねっ?ねっ?ねっ?ねっ?起きられたでしょ」と言い放った。とてもしつこい。




2007年05月15日 | 日記

やめない



お久しぶりでございます。

長い旅日記を書いては満足してほったらかし。というのを繰り返していたら前の更新から半年も経っていました。
年末に兄が結婚し、クリスマスのさなか親戚とぞろぞろ東京の明治神宮まで出かけて愉快な式に出席。年始早々父が具合を悪くして入院。身体の中を切ったり縫ったり洗ったりしてパサパサになって元気に退院。人間はどうして入院するともれなくパサパサになるのかと思いながら祖母に会うために四国を3往復。などの、周りが賑やかなわりによく考えたら実際妻自身にはなんにも起こってないという半年間を過ごしていたのでした。

休止中にも関わらずコメントやメールを送ってくださったみなさまありがとうございました。のこのこと舞い戻ってまいりました。あいも変わらずのんべんだらりとした更新ではありますが、懲りずにお付き合いいただけると嬉しいです。

せっかくコメントいただいているのにろくすっぽお返事も出来ていないのが大変心苦しいので、このたびコメント欄を撤去させていただきました。
なにかありましたらお気軽にサイドバーの「プロフィール」にありますメールフォームよりメッセージをいただければ嬉しいです。
それではこれからも「おでん」をよろしくお願いいたします。
2007年05月12日 | 日記
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