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片付かない

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夫がお休みになったらやりたかったことその1。模様替え大作戦。
妻は一ヶ月も前からメジャー片手になんでもかんでも長さを測りまくり、ひとりでダブルベッドやたんすをせっせと動かして空き部屋をひとつ作った。
そこにオークションで手に入れた古家具の大きなたんすと小さな水屋たんすを据えて、妻専用の机をこしらえたのだった。大きなたんすは本棚に。仕上げに居間で使っていたソファを悪戦苦闘の末運び入れ、妻のお部屋は完成した。持っていた「はと時計」を壁に掛けると、目指していた「大正浪漫」というよりは「灯火管制がしかれた納戸」という風情。なにしろせまい。四畳半。

これにともなって家中の部屋の模様替えも敢行中。
夫の協力のもとホームセンターに足繁く通い、居間にある夫の机もばらばらと分解したり掃除したりするもちっとも進まず現在我が家はおかしな家具配置。
そしてたった今、良かれと思ってエアコンを掃除しようとした夫がペキャという妙な音と共にエアコンのプラスチックカバーを割り、夫はカバー持ったままぼうぜんとしている。
それでも時間はやってきて、部屋を散らかしたまま明日から夫と妻は四国に行かなければならないのだった。


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2006年07月29日 | Comments(6) | 日記

尽きない

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夫婦は暇をもてあます。
週末はどこも人が多いのでもちろん外になんか行かない。雨が降っているのでなおさら行かない。自由人らしく、昼間っから家の中で「ボレロ」を音量大きめでかけてふたりでおかしな踊りを舞い放題。スパゲティ茹で放題。夫が買ってきた部屋の中で飛ばせる3.3グラムしかない「ラジコン飛行機(アマゾンのページ)」飛ばし放題。妻が投げつけて失敗して壁にぶっつけ放題。口笛吹き放題。つまりやりたい放題。どんどんと野蛮化している夫と妻だった。








2006年07月25日 | Comments(12) | 日記

通じない

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休みに入って急に気が抜けて、鼻を詰まらせたりこほこほと咳をしたりしてあまり元気のなかった夫。今はずいぶんと良くなって夜更かしし放題の休暇を満喫。
そんな夫の横で今度は妻がこんこんと咳。すると夫は「ぼくの咳と似てるなあ」と心配そうな顔つきで妻を気遣い。だのに妻ときたら「おっ」となって「それはアレかな。『長年連れ添った夫婦は似てくる』的なやつかなっ」などととんちんかんな返事を嬉しそうにして、夫に「全然、全然違う」と言われてしまった。

2006年07月23日 | Comments(3) | 日記

長野旅日記

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13日のこと。
母からの誘いでまたバスに乗った妻。目指すのは長野県の諏訪湖。
家から集合場所まで電車で40分。そして微妙に早朝。早い時間帯の電車はあまり無いのでJRの「おでかけネット」で事前に調べると、

1.途中の駅からなぜか新幹線に乗り換え
2.始発に乗って集合時間の1時間半も前に到着
3.前日の最終電車で途中の駅まで行き、ホームで225分待つ

という、なんかもういろいろとおかしい三つの方法があることがわかった。ちょっとひどい。特に最後のやつがひどい。
考える余地も無く2番目の手段を選び、ハトしか居ない公園でえんえんと母の到着を待つ旅のはじまり。

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兵庫県から長野県までは遠い。お昼ごはんをはさみながら休み休みで7時間。全員帽子をかぶったおじいさんおばあさんであるバスに乗り合わせたひとびとの中で、妻は明らかに浮いている。多分最年少。そしてその次に若いのはきっと母。

最初の目的地は飯田市にある「元善光寺」
ここにあったご本尊を長野市の「善光寺」に移したので、「元」善光寺。元、善光寺だったら、今の名前はなになのか。

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駐車場の前の売店にはおかしなソフトクリームが売られている。ずいぶん豪勢なかんじ。境内にも「歩行・走行・寝ころんでの喫煙禁止!」という立て札があったりして、どこかしら変わっている。境内では、あまり寝ない。そして走りながら煙草は吸わない。

06071810本堂の地下にある細くて曲がりくねった真っ暗な道を辿り、その道のどこかにある鉄の錠前を暗闇の中で触ることが出来ると極楽浄土往きが約束される「戒壇巡り」というのがあったのでもちろんやる。
地下はあまりにも暗く、細いので地下へ続く階段の前ではひとびとがだんご。「お前行け」「先に行け」という雰囲気が漂っていたので妻は勇ましく先頭切って入る。続く母。それに続くおばあさんたち。
中はひんやりと闇で、道の先も、目の前に何があるのかもまったくわからない。両手を壁につけてそろそろと伝い歩き。基本的にそこを抜けるまでは声を出してはいけないそうなのだけれども、おばあさんたちはそんなもん知ったこっちゃないというかんじでワーとかギャーとかまるで肝試しの態に。妻も妻で後戻り出来ないこの状況でなんとか錠前を探さなくてはならず、それでも見えないので必死で壁を手探って錠前であるわけもない通気口みたいなものを「これか」「これか?」とやっており、母は母で怖がって妻の服の裾をしっかりと握って離さないので妻の服はべろべろに伸びた。
なんとかかんとか錠前に触り、すり足で出口へ。




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またバスに揺られて「諏訪大社(上社)」へ。
7年に一度行われる「御柱(おんばしら)祭」では、10トン以上の重さの大木を25キロ離れた山の中から人間の力だけでこの「諏訪大社」まで運んでくるのだそうだ。丸太にまたがった男性たちが山の急斜面を滑り降りて放り出されてごろごろ転がっていく映像を、妻はテレビで見たことがある。

06071812前々回の「御柱祭」で転がしてきたもみの木がどーんと立ててあった。後ろを見ると引き摺った跡。なるほど奇祭。古い御柱はこんこんと小さく切られてお守りや表札や、お箸になったりもするとバスガイドさんが言っていた。お箸。まさか25キロの距離をエンヤコラと持ってきた木がお箸に。




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諏訪湖へ到着。
諏訪湖は一番深いところでも水深が7メートルほどしかないとても浅い湖なのだそうだった。
ガイドさんは到着直前に妙にハキハキと「諏訪湖は実は日本一水質の悪い湖なんですよ!」と言い放って期待に胸ふくらんでいたバスの乗客のテンションを一気に下げた。

諏訪湖にはスワンボートがこれでもかというほど浮かんでいる。なんというか、とてものん気で素敵。

宿は下諏訪温泉。大ごちそうを目の前に、歯痛になってから控えていたビールをがぶがぶとのみ、揚げたてのわかさぎの天ぷらも呑む。いまだしっかり噛めず。
酔っ払って母とおおらかな気持ちで就寝。


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翌朝。
長野県の飯田市のあたりから「りんご畑」がたくさん。今の時期はそれらが小さな実をつけていてとてもかわいい。なんとか写真を撮りたいなあと思っていたのにりんごの木の前を無常にもバスは素通り。宿の近くで見つけた木に実がなっていたので喜んでカメラを構えるとなんか変。りんごはこんなにふさふさしているか。形もいびつ。首を傾げながらシャッターを切ったがあとで妻が一生懸命カメラに収めていたこれは「かりんの木」だということがわかった。

本日快晴。目指すのは霧が峰。車山のビーナスライン。霧が峰だなんて妻はエアコンの名前ぐらいしか知らなかった。
昔、父が訪れた時は諏訪湖から発生した霧でもって1メートル先の景色も真っ白でなんにも見えずまさに霧が峰。ただの白いところ。といった風情だったそうだけれども、今日は期待が持てます。

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どんどんと坂を登ってカーブを曲がると木がなくなり、突然青空と高原。バスの中はわっと歓声が上がって全員が全員窓に一斉にへばりついた。
はるか遠くに八ヶ岳、南アルプスあと富士山。「ニッコウキスゲ」という黄色い花も咲いていて、なんて素敵。ものすごく素敵。

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温度というものは標高100メートルごとに0.6℃下がるらしく、眩しいほどに晴れているのにとても涼しい。
さらにここから車山のてっぺんまでリフトで行けるという。母とふたり、バスを飛び出してチケット売り場へ猛ダッシュ。

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足をぷらぷらさせながらリフト。あまりの景色を前に、妻も母も貧困な語彙しか持ち合わせておらずただただ「良いね」「良い」としか言えない。ともかく幸せ。

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車山の山頂は標高1925メートル。ここに巨大な気象レーダーがぽつんと建っている。

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このようにして妻は山の上にいる間じゅう興奮し続け、景色を眺めては撮り、「母とレーダー」「母とリフト」「母とニッコウキスゲ」「母と山頂」などを激写しまくりわあわあやっていたら戻りのリフトの上でカメラのバッテリーが切れた。実際撮りすぎた。

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ふたたびバスに乗り「白樺湖」。
小さな湖の周辺に白樺の木がたくさんあってレジャー施設などが充実。夏休みはとても賑わうという白樺湖。でも今はちょっとわびしい風情。
なんでも「白樺湖」は農業用水をためておくための人工湖で、昔は「大池」という名前だったそうだ。大池。ものすごく普通。

06071811高原といえばソフトクリーム。
売店に行ってメニューを見ると「ニッコウキスゲあじ」のソフトクリームがあった。ニッコウキスゲ味…。妻は前に「あじさい味」のソフトクリームを食べたことがあるけれど、なによりもまず「あじさいの味」がわからなかったのでそれ以来花のソフトクリームには手を出すまいと決めている。食べるのは牛乳ソフトクリーム。




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まだお昼過ぎなのにもう帰る。だって7時間もあるのだ。
バスでは映画のビデオ2本立て。狭いシートに腰骨をぼきぼきにされて旅終わり。

2006年07月19日 | Comments(9) |

短くない

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夫が「明日からお休みだよ」と言ったので妻はカレンダーを見、うなずいた。そうね海の日だものね。3連休。素敵ね。などと思っていると夫は「9月1日まで」と続けたのだった。9…。いったい何連休なのか。そしてなんて極端な夫のお仕事か。ともかく1ヵ月半もの夫の夏休み。初日は100円ショップで買ってきたぺろぺろのダーツを壁にかけてふたりで遊ぶ。一息ついて夫は「おいしいコーヒーをいれてあげよう」と言ってじっくりお湯をおとしたおいしいコーヒーの仕上げに冷蔵庫から牛乳と間違えて野菜ジュースを取り出し、勢い良くコーヒーににんじん色の液体をダバーと注いで「うわー!」と悲鳴を上げていた。

2006年07月17日 | Comments(7) | 日記

痛くない

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歯も痛くて気もそぞろ。心頭滅却すれば火もまた涼し。なんとかごまかして愉快に過ごそうと背中を丸めてゴムの板をカッターでもってゆがんだ歯のはんこを楽しくべろべろと彫り、一心不乱にメモ帖におして遊んでいると夫がやってきて「歯のことしか考えられないんだね…」と心から同情した口ぶりで言った。全然滅却なんてされなかった。


2006年07月12日 | Comments(3) | 日記

作らない

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妻は「鼻兎」という漫画がとても好きで、退屈な時には取り出して読んだり眺めたりしている。昔はぬいぐるみなんかも売られていたそうだけれども、もう手に入らないレアものに。ああ。立体的な鼻兎。なんて素敵か。
妻はいったん夢中になると同じことをなんべんだって言うので、本を片手に「いいな鼻さんのぬいぐるみ…」と夫にはどうにもできない無理難題を呟き、夫はそのたびに困った顔をして「…きっと白くて丸いだけだよ」と、わりあい的確な言葉で妻を慰めるのだった。

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そんなある朝トイレの棚に置かれていたミッフィーの貯金箱の後頭部に、鼻さんがいるのを発見。妻が寝ている間に夫がこっそりと描いたのだ。どうやらこれでなんとか我慢しろという夫の苦肉の策。どうもありがとう夫タカマル。
そして妻はこの鼻兎が案外気に入り、後ろ姿のまま飾り続けているので鼻兎なんか知らない友人が遊びにきてトイレに入ると必ずへんな顔をして出てくる。


2006年07月10日 | Comments(15) | 日記

情けない

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この一ヶ月日記も書かずにしなしなにしおれていた理由は、実は歯痛なのだった。歯。たかが歯。されども。歯。
早く治療していれば簡単に済むものを、明らかに虫歯だとわかっていながらだましだまし生きてきてついに痛み出し、それでも無意味に我慢して我慢してどうにここうにもな状態に。そして余計に治療は長く、あげく辛い。という歯医者嫌いの典型的な手順を見事に踏んだのだった。
しかし治療をしてもらってもしばらくは痛みがまったく引かず、床に突っ伏して暮らす日々。自業自得ながら泣きぬれる。主食は「ウイダー・イン・ゼリー」。生きながらしかばね。見かねた夫が保冷剤を妻の頬に当て、顔を手ぬぐいでぐるりと巻いて頭のてっぺんで縛る、絵に描いたような虫歯スタイルにしてくれた。
やがて痛みは引いて妻にも笑顔が。ところがさらに愚かなことに左右の歯が悪いので硬いものが噛めず、なんでも丸呑み。唯一自由な前歯を駆使して食べる姿はまるで兎かハムスター。主食うどん。讃岐の麺の「こし」すらも、この身には致命傷。
こんな姿でおいしいものなんて食べられるはずもなく。妻の誕生日に素敵なアフリカン・フレンチのお店を予約してくれていた友人に事情を説明。案の定友人から「歯!?もう大人なのに?」と罵倒された。まったくそのとおりなのでぐうの音も出ず。それから「…じゃあ虫歯が治ってなんでも噛めるようになったら改めて食事に行こう」と、老人みたいな約束をしたのだった。
そして誕生日当日。夫が買ってきてくれた美味しいケーキを食べ(というか呑み)、ささやかにお祝い。
そんな、最高に馬鹿馬鹿しい31歳の幕開け。

2006年07月06日 | Comments(26) | 日記
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