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朝も夜もない

05-11-30_06-19用事があって実家。
「母は午後から出かけるので午前中に来てね」とのことだったのだけれども。最近睡眠サイクルのおかしな妻はまっとうな方法で午前中にたどり着ける自信がなかったので服を着たまま眠らずにまんじりとして夜明けを待ち、太陽も昇らない午前5時に車に乗って実家へ。
そっと家に入り、台所のドアをスパンと開けて元気よく「おはよう!」と言ったら朝ごはんを食べていた父がびっくりして手に持っていたゆでたまごを落とした。



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2005年11月30日 | Comments(5) | 日記

かわいらしくない

05-11-28_19-35友人のお誕生日を祝う宴。
女性3人でお酒をのみながらおいしく中華を食べたあと「近くでお茶でも」と店移動。小洒落たカフェで妻がなんの迷いもなくジンのカクテルを注文して「このジンジャーエールは辛くておいしいなあ」とかほろ酔いで頭の悪そうなことを言っているその間、友人ふたりは「たんぽぽコーヒー」だとか「ケーキ」だとかを食べ、素敵なケーキの写真を携帯電話のカメラにおさめたりなんかしていた。そんなかわいらしいふたりを見るにつけ、女として「青島ビール」なんてかわいらしくないものばっかり撮ってる場合じゃないなと思った。

2005年11月28日 | Comments(4) | 日記

いっそ四国(旅日記)

05112215
もはや。毎月恒例。
青い車に母を乗せ、四国でひとり暮らす祖母の様子を見に行く旅路。
神戸から愛媛県まで約5時間。

05112226
風光明媚な瀬戸内といえども。こう頻繁に同じ道を通っていると新鮮味はさすがにもう無い。
元気良く「瀬戸大橋!」とか「ようし。しまなみ海道だ」とか「やあ今回は明石海峡大橋で」とか言ってみたりするも、これ以上知らない橋も無い。道中にあまたある魅力的な名所旧跡も、海を渡る頃にはすっかり日暮れて闇の中。なんにも見ないでひたすら西へ。なにより祖母が、我々を今か今かと待っている。

05112225
休憩に入った高速道路のパーキング・エリアの売店で見かけた「ガチャピンさん」と「ムックさん」のタオル。なんとも覇気の無い顔で、お遍路装束を着て立っている。彼らが八十八箇所のお寺を巡るほど業が深いなんて、妻は知らなかった。




05112204ところで妻は先日夫からもらった「擬似お遍路体験」が出来るという非常に多機能な「万歩計」をポケットに入れてきた。こんなものを腰につけて四国に上陸するのはなんというか、とても愚かしくて愉快。

無事に祖母の家到着。
猫が出迎えてくれたので気さくなかんじで一生懸命話しかけてみたが「んー」としか返ってこず。最近祖母の猫はニャーと鳴かないで「うん」とか「エー」とか「ああ」としか言わなくなってしまった。猫としての職務怠慢。




05112224
毎回祖母が用意しているコンビニエンス・ストアのお弁当(祖母にとっての最高のもてなし料理)にちょっとばかり辟易していた母と妻。今回は祖母に「お弁当は買わなくて良いからね」と何度も何度も念を押し、母がおいしく煮込んだカレーをタッパに詰めていそいそと持って行ったのだけれども、やっぱり祖母は買っていた。しかも5つも買っていた。積まれたお弁当の山を見た瞬間の母の、絶望的な顔といったらなかった。
あるものは仕方ないので妻は「エビフライをメインにハンバーグ、とり天をバラエティに盛り合わせ!」と書いてあるずいぶんと無秩序な「エビフライミックス弁当(495えん)」をありがたくいただく。

翌朝は深い深い霧。

05112218

祖母の住む地方は盆地で、朝はよく霧が出る。そして霧が出た日は必ず晴れる。
このあたりには「肱川(ひじかわ)」という大きな川が流れていて、雲海となった霧が強風に乗って川沿いに流れ流れてものすごい勢いでぶわーんと海にまで出る「肱川あらし」という世界でも類の無い気象現象が秋から冬にかけて起こる。妻はテレビでしか見たことがないけれどそりゃあすごかった。今朝はその「肱川あらし」が見れるかもしれない。
朝早くから盛り上がって祖母と母を車に乗っけて海までドライブ。

05112223

「肱川あらし」を見下ろすべく山道をブーと登る。無意味にテンションも高く「ヤー!」と叫んで最後のカーブを曲がると眼下に澄んだ空気と肱川と海が見えた。あっ。終わってる。
車を停めて外に出てぼうぜんと景色を眺めていたら最後にゆっくりと車を降りてきた祖母が「10分遅かったぜ」と格好良く言った。
妻も母も祖母も、実は「もう少し早ければ」とか「あと少し遅ければ」みたいな今一歩的な目によく遭う。

05112222
その時祖母が目ざとく海の遠くに流れ込んだ川霧の名残らしきもやんもやんを発見。でかしたばあちゃん。全員で「あれは『あらし』よね」「うん間違いないわよね」「そうじゃ『あらし』じゃ」などと言いながら満足して家に帰る。
妻も母も祖母も、妙なことに納得して無理やりつじつまをあわせるのも実は得意だ。

05112209
今日は祖母の家の近くの小学校で秋のお祭があるという。
祖母が町内会から「福引券」と「餅まき券」をもらったと言うので散歩がてらのんびり出かけたら、普段は静かな小さい町にびっくりするほどの人が居た。みんないつもはいったいどこに隠れているのだろう。
校庭に設置されたステージの上では小学生が太鼓をたたき、その横には「パトカー」と「白バイ」が停めてあって小さい子どもを乗っけて記念撮影が出来るコーナーがあり、農協のひとが野菜を、町のひとが煮たおでんを売っている。とてものどか。

05112211
お祭会場の入り口近くのテントで「福引き」をやっていたので「福引券」を渡し、祖母にがらがらと引いてもらうと赤い玉がころりと出てきてビールが当たった。強運婆。「すごいねばあちゃん」とみんなで喜んだが賞品のビールは存外重く、なぜ「福引き」を帰り際にやらなかったのだろうと悔いる羽目に。

05112213町の消防署もなにやらやっていた。煙体験ハウス。
お芝居などで使う無害のスモークの出る機械でテントの中を煙だらけにし、火事の際の煙のおそろしさを体験するというしろもの。「ばあちゃんやってみるかい」と聞いたら「やるぜ」と即答。勇ましい婆だ。




05112207妻はいつものように「ビデオカメラ」を持ってきていたので、勇猛果敢に煙に挑む祖母の姿を記録するべくテープを回して祖母のうしろからカメラをかまえてテントの中へ。しかし思いのほかの煙の量で入った瞬間から祖母の姿を見失い、あげくテントの中は迷路になっていて案の定迷って軽く動揺し、わりとめろめろにやられてやっとテント脱出。
あとで録画したビデオを見てみると、ただただ煙で真っ白な画面の中に妻の「うわー」という悲鳴とバサーン!(迷路の布の壁に激突)という音だけが響く、非常に間の抜けたものが映っていた。




05112214
手元に残る「餅まき券」。
妻はてっきり「まいた餅を拾うことが出来る権利を得る券」だと思っていたが実際は「おのれが餅をまくことが出来る券」だったのだった。まかれた餅を拾うことはあれど、餅をまく側になる機会はそうそう無い。これは魅力。
ところが。無類の餅好きの祖母(餅をおかずにごはんを食べる)は、「まいたら餅がなくなってしまう…」と弱々しくこれを拒否。引き換えた袋いっぱいの紅白の餅を家に持って帰ると言い出した。そんな。そんなこと言わないで。
「ばあちゃん、高台から餅をばらまいてしもじもの者たちが餅を奪い合うさまを見るのはきっと楽しいよ」と腹黒いことを言って説得。ようやく祖母もヒヒと笑って「そうじゃのう」と納得。祖母は晴れて高台に。

05112212
母は「祖母がまいた餅」をキャッチするべく高台の下にビニール袋を持って待機。妻は一歩引いた場所でそれらを撮影する係。そして始まる餅まき。祭会場は騒然。
抜けるような青空に飛ぶ餅をにこやかに見ながらビデオを回していると、なにを思ったか祖母が妻に向かって餅を投げた。右手にカメラ左手にビールを持っている妻に降ってくる餅が受け取れるはずもなく、固くておめでたい紅白の餅は妻と、その隣に展示してあったパトカーにバンバンバン!と当たって方々に散り、それを逃すまいと「餅拾い」の人々が妻めがけて突進。なんかもうもみくちゃにされた。
それにしてもパトカーだって餅をぶっつけられた経験は無いのではないかと思う。

05112206
出店で揚げたての「じゃこ天」と地元の奥さまが作った「かにめし」を買ってぶらぶら帰る。
祖母はどんな観光名所に連れて行くよりも、家の近くの海や山や催しものを見ている時のほうが楽しそうに見える。「ばあちゃん。祭楽しかったね」と言うと祖母は「そうじゃろう」と誇らしげだった。

買ってきた「かにめし」と母が持参したおいしいカレーで不思議な晩ごはん。

05112205

翌日も晴れ。
朝から祖母を連れて温泉に行ったり、牧場に行くも定休日だったり山の中で紅葉を眺めたりして秋満喫。

05112220
今年はどこも柿が鈴なり。
祖母が庭の柿の木の実をとってほしいと言っている。実をつけたままにしておくと来年の実に影響が出るらしい。祖母では手が届かない。もちろん。頼もしく引き受け。
柿の木に「はしご」をかけて登って片っぱしからもぎ、下で祖母が「ざる」を持って受け取る。そこへ家の中で家事をしていた母が庭に出てきて「はしご」につま先立ってよれよれと腕を伸ばしている妻を見、「やい不器用」と野次を飛ばしたので「言ったな!」とけんか勃発。

05112219
振り向きざまに手に持っていた熟しに熟したぶよんぶよんの柿を母にぶいっと投げつけ、「熟柿はもれなく母にぶつけていくから」と言ったらそれを母が華麗に避けて反撃。あっという間に庭は「さるかに合戦」の地獄絵図の呈に。
そんな親子を、祖母は柿がてんこ盛りになった「ざる」を持ってげらげら笑いながら観戦。人生はおかしい。

05112203
翌日はもう帰る。
夜が明ける前に祖母と猫に別れを告げる。ばあちゃんまた冬のさなかに参ります。撮った写真とビデオテープも送ります。
朝日を顔面に受け続けながらひたすらに東へ。5時間の道のりも、ずいぶんと短くかんじられるようになった。

無事に神戸にたどり着き、ちょうど同じ日に出張から帰ってきた夫に四国みやげ(地酒)を渡し、夫は東京みやげ(プリン)を妻にくれ、ふたりで遠い地で起こった出来事などを話して楽しく過ごして旅おわり。


2005年11月26日 | Comments(14) |

うろたえない

05-10-20_15-53夫が携帯電話の機種を新しいものに替え、「この電話はなんとテレビも見ることができるんだよ!見ないけど!」とわりと意味不明の喜びを口にしながら勇ましく会社に出かけて行った。残されたのは妻と、かつて夫のポケットにいつも入っていた古い、今ではどこにも繋がらない携帯電話。
夫はずいぶんと長い間同じ携帯電話を使っていたのでその青い電話は妻にも馴染みが深く、机の上に置かれたそれが目に入るたびに「タカマル携帯忘れてる!」とハッとしてしまって参る。


2005年11月21日 | Comments(8) | 日記

物産展じゃない

05-11-11_01-00夫が3日間の出張を終えて帰ってきた。先週も行っていた。先々週も行っていた。実は来週も行く。そして再来週も行く。その次もそのまた次の週も。
あまりにものすごい勢いと期間ゆえ、夫の住民票が知らぬ間に東京に移っていたらどうしよう(そして妻の住民票は知らぬ間に四国に)なとどばかばかしいことを夫とぼそぼそと話している。
深夜に「おみやげおみやげ!」と言って買ってきてくれた横浜名物「シウマイまん」をふたりで食べながら、夫が「毎週毎週素敵な東京みやげを持って帰ってくるよ」と言ったので妻は巷にあふるる「東京名物」が尽きるのが先か、夫がくたびれてしまうのが先か、どきどきしながら見ている。


2005年11月18日 | Comments(10) | 日記

成長しない

05-11-02_05-54このところぐっと寒い。
しかしながら兵庫県の南部も南部に住む妻が、これしきの気温でヒーターを登場させるのは早すぎる。せめて。せめて12月に入るまでは。などと無駄ながんばり。
まんまるに着ぶくれて部屋の片隅に床暖房をつけ、やもりのように床にへばりつきながら、去年のこの時期もまるで同じことをしていたことを思い出したのだった。たぶん来年もやるのだろう。

2005年11月16日 | Comments(9) | 日記

省みない

05-11-09_03-33ほったらかしておくとちっとも家から出ようとしない妻を見かねた夫が先日「万歩計」を買ってきて「これは歩数を距離に換算して『擬似お遍路体験』が出来るというしろものなんだよ」と言って妻にくれたので、喜んで毎日つけている。
しかしこの「万歩計」。パソコンにびっと接続すると「四国八十八箇所霊場めぐり」が体験できるのはもちろんのこと、「何月何日は何歩あるきました」や「カロリーはどれだけ消費しました」などがわかるあげく「時間帯別歩数」のグラフまで表示され、妻が何時間昼寝しただとか(2時間ほど不自然に0歩)、妻が何時に買い物に出かけただとか(閉店間際に走っている)までが一目瞭然なので(歩いたか走ったかまでわかる)、実際に目の当たりにするととてもいたたまれない。

2005年11月08日 | Comments(9) | 日記

放たない

05-10-18_10-17夫が仕事から帰ってきた。15時間ぶりの再会を喜び合い、出迎えた廊下の真ん中でガバーと熱い抱擁。そのあと夫はやおら深くスーハーと息を吸い込んでから首をかしげ、「なんか、妻から『かつおだし』のにおいがする」と言ったのでちょっとガーンとなった。いよいよか。妻もいよいよ「おふくろさん」といったかんじの風格なのか。



2005年11月06日 | Comments(11) | 日記

気付かない

051102_091800近所の靴屋さんが閉店セールをするというのでのこのこと出かけたら、新聞に広告が入っていたせいかお店に群がるすごいひと。
少々おののきながら狭い店内を縫うように歩いていくつかの靴を試着してためすすがめつしていたら、履いて来た妻の靴が無い。慌てて見回せば隣の女性が鏡の前でポーズしていた。奥さん。あの。その靴は。妻の。


2005年11月02日 | Comments(4) | 日記

採点しない

051101_154600友人が女の子を産んだので、お祝いがてら病院まで会いに行く。
近しい友人が子どもを産むというのが初めての経験ゆえに出産見舞いの作法を知らず、とにかく友人が疲れないように。簡潔に。スマートに。粗相のないようにと前日からポキポキに緊張していたらぜんぜん眠れず減点。
道すがら寄った花屋さんでアレンジメントをお願いし、話の流れで「出産のお祝いなのです。女の子」と言ったばっかりにピンクと赤のえらいことメルヘンな花束になってしまい減点。
カーのナビゲーションシステムの言うとおりに車を走らせたら事故渋滞真っ只中の高速道路に入り込んで減点。
ようやっと辿り着いた病院で病室を訪れるや否や視界に入った赤子にすっかり浮かれて手指の消毒を忘れそうになって減点。
抱かせてもらったは良いものの、据わってない首をどうにかしないように気を配りすぎてものすごいおかしな体勢をキープ。帰りに猛烈な筋肉痛に襲われ減点。

0点。


2005年11月01日 | Comments(7) | 日記
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